久しぶりに

久しぶりに更新した。1年と4ヶ月ぶり。

木霊の唄は18/02/15に描き始めたらしい(スクショ撮ってるのでmetaデータでわかる)。半年以上かかってる…これ以上放っておくとエターナりそうだったので完全にお蔵入りになる前に気合で終わらせた。その前の獣は月夜に嗤うも4ヶ月かかってますね。両方とも実質15~20時間くらいで描いてる気がするし、一気にやれば1週間ちょっとで終わるやつなのに。

描きたい絵なのになぜ進まないのか。それは細かく言うと「描き終わった状態」が欲しい絵であって、「描いている状態」が欲しい絵ではないからですね。描いてる状態が楽しいわけではない。

 

絵を描くモチベ落ちてるここ数年で描いた(頼まれモノ以外の)絵は、逆説的に言うと本当にどうしても描きたかった絵です。ライフログとしての…

そう、絵を描くというのは僕にとってライフログです。文章で日記残すことで思考は記録できても感情は記録できない。なぜ、絵を描くことで感情を記録できるかというと、僕が絵を描くにあたって、自分が描きたいその絵の内容全てをコントロールできていないからです。描こうと思った絵やコンセプトがあっても、描いてるうちに自分で思いもよらない絵になってる。その時々の言語化できない感情に流されて、最初に思っていた絵とはかけ離れた絵になっている。

最初に頭の中にあった絵を、その通り出力できないというのはまあ描き手の欠陥というか「絵が下手」ということなんですけど、絵が下手であることで、描き上がった絵は感情ログとしての意味を持つのです。

カテゴリー: 持論を展開
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書いてる人:州倉正和